エンビロンの歴史とは?誕生の背景からスキンケアへの考え方まで

笑顔

現在ではさまざまなスキンケア製品にビタミンAが取り入れられていますが、エンビロンでは1980年代からビタミンAに着目した製品開発が行われてきました。その背景には、開発者である形成外科医デス・フェルナンデスの研究があります。

エンビロンの歴史をたどると、単に化粧品ブランドが誕生した経緯だけでなく、紫外線と肌の関係に着目しながらスキンケアを発展させてきた流れが見えてきます。現在につながる考え方がどのように形成されたのかを見ていきましょう。

形成外科医の研究からエンビロンの原点が生まれる

エンビロンの開発者であるデス・フェルナンデスは、南アフリカ共和国の形成外科医です。エンビロンの原点となったのは、紫外線による肌への影響について研究を重ねるなかで、ビタミンAの重要性に着目したことでした。

肌は日常生活のなかで紫外線を浴びています。フェルナンデスは紫外線と肌の関係を研究し、健やかな肌を保つためにビタミンAを補うという考えへたどり着きました。

✓

1980年代当時、ビタミンAをスキンケア製品へ安定的に取り入れることは容易ではありませんでした。そのなかで研究と製品開発が進められたことが、後のエンビロンにつながっていきます。

1980年代からビタミンAを取り入れた製品開発が進む

フェルナンデスは1980年代に、ビタミンAをスキンケアへ取り入れる製品開発に着手しました。エンビロンでは、その後もビタミンAをブランドを特徴づける重要な成分として位置付けています。

ビタミンAは種類や濃度によって肌への取り入れ方を考える必要があります。そこで、一度に高い濃度のものを使用するのではなく、肌の状態に合わせて段階的に濃度を高めていくという考え方が取り入れられました。

この考え方は、現在のエンビロンにも受け継がれています。単に特定の成分を配合するだけではなく、継続してスキンケアへ取り入れる方法まで考えられている点が特徴です。

段階的に取り入れる独自のシステムへ発展

エンビロンでは、ビタミンAを段階的に取り入れる仕組みを発展させてきました。現在は「ビタミン STEP-UP SYSTEM」と呼ばれる方法が採用されています。

✓

肌の状態に合わせながら、ビタミンAの濃度を少しずつ高めていくことを基本とする考え方です。最初からすべての人が同じ製品を使用するのではなく、段階を踏んで取り入れていく仕組みとなっています。

また、エンビロンではビタミンAだけに注目してきたわけではありません。ビタミンCやビタミンEなどの美容成分を組み合わせる考え方も取り入れ、肌を健やかに保つためのスキンケアを追求してきました。

こうした研究の積み重ねによって、ブランド独自のスキンケアの考え方が形づくられていきました。

日本でも30年以上にわたり展開されている

南アフリカ共和国で生まれたエンビロンは、その後、日本を含む各国へ展開されました。日本でも30年以上にわたり取り扱われており、長い時間をかけてスキンケアブランドとして知られるようになっています。

製品の種類も広がり、現在では洗顔からトーニング、保湿、紫外線対策まで、日々のお手入れを組み立てられるラインナップが展開されています。一方で、ブランドの根本にあるビタミンAを重視する考え方は、開発初期から現在まで受け継がれています。時代に合わせて製品や美容成分の研究を重ねながらも、肌本来の美しさを保つことを目指す姿勢がエンビロンの歴史を形づくってきました。

✓

エンビロンは、形成外科医による肌と紫外線の研究を出発点として発展してきたブランドです。1980年代からビタミンAをスキンケアへ取り入れ、その後、段階的に使用する独自のシステムへと発展させてきました。

現在の製品だけを見るのではなく、その背景にある歴史を知ることで、なぜエンビロンがビタミンAを重視し、段階を踏んだスキンケアを採用しているのかも理解しやすくなるでしょう。